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著者のロドニー・スタークは『キリスト教とローマ帝国~小さなメシア運動が帝国に広がった理由』(新教出版社)において、初期のキリスト教がいかにして信者を獲得していったのか、を表にして、様々な理由を記している。挙げられた理由の中で、僕が最も納得した理由は、著者の言葉を借りれば、「キリスト教徒の子だくさん」であった。
社会学者の著者ならではの視点による見事なアプローチで、なるほどそうだろう、と。以下に引用すると、
キリスト教信者女性の過多と異教徒男性の過多を受けて実際多くの外婚が起こり、初代教会に二次的改宗者がつねに加入し続けたこと。最後に、キリスト教徒の女性数が多かったために出生率が上回っており、優った子宝がキリスト教の興隆に貢献したこと(本書165ページ)。
上の引用箇所が本書に記されている章は「1994年に行ったポール・ハンリィ・ファーフェイ記念講演にもとづく」とあった。
著者の講演内容が基礎になっていると、僕は知ったとき、ブルトマンの非神話化も同じように講演がきっかけとなったことを思い出していた。
以下は余談。
今日の午後は聖書の学びと祈りの集いに参加しました。
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