Stay The Young (Trilogy)歌詞の中にあるような僕の今の等身大の声を書いています。聖書通読、円空仏、岡本太郎、霊場巡拝、どんぐり銀行、木の実拾い、公共配布カード、越冬昆虫採集、防災、星合信令観音巡拝。「東海・旅の足跡 2」の姉妹ブログです。
Vol.8 第9回円空大賞展と関連イベント「円空トーク」
昨日は長谷川公茂先生に随行して、岐阜県美術館で行われている円空大賞展を見に行きました。
はじめに美術館内にある事務所にて、長谷川先生と松嶋千恵美様(下呂温泉合掌村職員)と岐阜県美術館の担当者であるH様との打ち合わせに立ち会い、次に関市洞戸円空記念館の館長様を交えて、昼食を済ませた後、円空大賞展の会場へ向かい、長谷川先生と一緒に展示作品を目にしました。
関連イベントである映画「円空 今を生きる」を鑑賞後、引き続きトークイベント「円空トーク」を聴きました。
帰途、長谷川先生とコーヒーを飲みながら、楽しい円空談義で、あっという間に時が過ぎました。
夜には映画「円空 今を生きる」の監督である村上清治様からメッセージが届きました。
以上、第9回円空大賞展の関連イベントにおける舞台裏の話題でした。
Vol.7 明日はアウトライダー2018年4月号の発売日
明日はツーリングマガジン・アウトライダー2018年4月号の発売日です。
本誌4月号の88ページには、僕の書いたツーリングレポート(「日本海を目指して 下道日帰りロングラン」)が載っていることから、書店へ立ち寄った際には、ご一読いただければ幸いです。
Vol.6 小倉百人一首と中原中也「月夜の浜辺」
む、す、め、ふ、さ、ほ、せ。
年明けから「今日の記憶」などと題して、小倉百人一首を覚えている。何かの役に立てようということではなく、平安時代の美しい言葉を自らの教養として、覚えておきたいと思っただけだ。
今現在、50首以上を諳んじることができるようになった。
ところで、話題が少し逸れるけれど、中原中也の詩に「月夜の浜辺」がある。僕が大好きな作品だ。
月夜の晩に、ボタンが一つ
波打際に、落ちていた。
それを拾って、役立てようと
僕は思ったわけでもないが
なぜだかそれを捨てるに忍びず
僕はそれを、袂に入れた。
詩の中に出てくるボタンのようなものを僕は大事にしたい。
Vol.5 村田和人さんの命日に
明日の2月22日は僕が大好きな村田和人さんの命日。
昨年末、村田さんのお墓のある場所を教えていただいたけれど、僕はずっとお墓参りへ行けずにいる。だって、お墓参りへ行ったら、本当に村田さんが亡くなってしまったのだ、と実感するから。お墓の前で、僕はきっと泣いてしまうから。
僕はまた村田さんのライブへ足を運ぶつもり。それを夢見ているのだから。
上の写真は村田和人さんが描いた絵のコピーで、Live Cafe Againのマスターから頂戴しました(この場を借りて、お礼申し上げます)。
Vol.4 体型はその人の生き方を表している
リーバイス510は学生時代に履いていたジーンズだ。
あれから20年以上が経って、また履くようになるとは思いもしなかった。
僕は今、身長が178センチ、体重が54キロで、お腹の出た中年男にだけはなりたくない、その一心だ。
Vol.3 あってもなくてもいいような独白
今、午前3時半だ。
いつものように窓から夜空を見上げれば、星がきれいに輝いている。近所の家並みを眺めれば、ところどころに明かりがついていた。
例によって、夜中でも、夜明けでも、目が覚めれば、起きてしまうことにしている。早起きだと自認していたが、世間ではそうでもないらしい。
これと言って、何をするわけでもなく、夜が白んでくるのを待つのもいい、などと書けば、格好良いが、実際は違う。
眠い。
そんなタイトルの短編小説があったはずだ。
確か作者はロシアの作家で、チェーホフ。
『ねむい』(神西清訳)の冒頭、「夜ふけ。十三になる子守り娘のワーリカが、赤んぼの臥ている揺りかごを揺すぶりながら、やっと聞こえるほどの声で、つぶやいている。ねんねんよう おころりよ、唄をうたってあげましょう」。
そして、(未読の方のために書かないけれども)短編小説のお手本のような、恐ろしくも、切ない、あの結末。
働かない頭で、気休めにもならないことを書いているのは滑稽だと思いつつ、これを書いている。
Vol.2 僕はどんな顔をしているのだろう
僕の趣味のひとつは円空仏(仏像)の模刻を彫ること。
彫りはじめてから、かれこれ9年になる。今までに5000体以上を彫った。
彫った模刻は人に差し上げたり、お寺へ奉納している。
円空仏の模刻はそれを彫った人に似る、と言われる。まるで心を映す鏡のように。だとしたら、その顔は僕の顔と瓜二つに違いない。
下の写真は僕が彫った円空仏の模刻の顔です。
Vol.1 ブログのタイトル「Stay The Young」について
「Stay The Young」(作詞は安藤芳彦さん)。
その歌い出しに「僕が髪を切って だいぶ変わった」とあるのですが、昨年末、僕も同じ経験をして、歌詞に書かれているような生き方を選ぶ覚悟を決めました。
そして、それを諦めない(見失わない)ようにするために、これを書いて行こう、と。
下の写真は2015年12月12日に行われた村田さんのライブで、僕が村田さんと最後にお会いした日となりました。
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