ラベル 円空仏 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 円空仏 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

vol.1774 ポポー(果物)と「円空展 330年の祈り」


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 昨日、いつもお世話になっている「円空仏彫刻・木端の会」のM様からポポーの実を頂戴しました。
 ポポーの実は熟しており、バナナやマンゴーに似た香りがしました。
 実は食べずに、下の写真にあるようにタネを採取しました。
 

 来年、ポポーのタネを蒔いて、発芽するのを楽しみにしたいと思います。

 以下は余談。
 「円空展 330年の祈り」を企画協力・編集した株式会社アートワンから図録と京都会場「美術館『えき』KYOTO」の招待券が届きました。招待券は複数枚あることから、関係各所へさらに送ることになります。
 

vol.1748 勘考


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 一昨日の午後、喫茶店で知人と会話していた際に、「勘考」という言葉があることをはじめて知りました。
 

 どうやら愛知県や岐阜県で使われている言葉らしい。関西で育った僕には、道理で意味が分かるはずもない。おまけにお年寄りがよく使う言葉で、今では死語になりつつあるとか。
 手許にある古い『広辞苑』で「勘考」を引くと、「よく考えること。思案」とありました。
 横文字で、いわゆるカタカナ語やビジネス用語で知らない言葉はたくさんあるけれども、そうした言葉を除いて、知らない言葉を耳したのは、実に久しぶりでした。

 以下は余談。
 一昨昨日(26日)の夕方、愛車のメーターパネルの警告灯(黄色)が突然点灯して、大いに焦りました。
 

 すぐさまディーラーへ連絡。翌日、修理に出して、無事に解決しました。しかし、10年で10万キロ以上も乗っており、きちんと点検と整備を行っているのですが、そろそろ寿命なのかもしれません。ちなみに次に乗る新車が只今、納車待ちです。

vol.1742 音楽寺のあじさい祭りと円空仏


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 昨日の午後は江南市にある音楽寺を参拝して、境内で開催されているあじさい祭りを見物しました。
 

 境内を散策の後、音楽寺の円空仏に会ってきました(写真は音楽寺の許可を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
 

 護法神像を拝むと、自然と故長谷川公茂先生が思い出されて、僕は涙がこぼれそうになりました。

 以下は余談。
 ここに詳しく書くことができないことながら、4日(水)に3箇所へ足を運んで、その日は精神的にも大変疲れました。結果については、半ば諦めていたけれど、昨日(7日)になって、どうやら無駄足にはならなかったようだ。

vol.1739 ガンダーラの会


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 今から10年以上前のことになりますが、シルクロード文化を学ぶ講座「ガンダーラの会」を知り、現地学習に数回、参加しました。
 講座(現地学習)に参加しなくなった後も、ガンダーラの会が発行する会報誌等を送付していただいたりと、会の主宰である鬼頭様との交流が続いていました。
 しかしながら、この数カ月、鬼頭様との交流が途切れていました。
 鬼頭様がご高齢ということもあり、心配していたところ、下の写真にあるようにガンダーラの会の活動を終了いたします、とのご連絡が届きました。
 

 僕が所属(参加)する様々な会は、いずれも一様に高齢化が進んでいる。
 ガンダーラの会も例外ではなく、活動が終了してしまうことは、とても寂しい。

vol.1738 荒子フォーラム


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 今日の午後は名古屋市中川区にある荒子集会所へ行き、荒子の里協議会が主催する荒子フォーラムに参加しました。
 下の写真がそれで、「荒子神明社・冨士権現天満宮の棟札」と題して、郷土史愛好家の久田貞夫氏(画面中央)による講座でした。
 

 僕が荒子集会所で行われたフォーラムに参加したのは、これが3度目でした(vol.369、vol.1307)。
 文末になってしまいましたが、久田氏と荒子の里協議会の皆様には、大変お世話になりました。この場を借りて、お礼申し上げます。

vol.1728 羽島市円空顕彰会


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 昨日の午後は羽島市へ行き、中観音堂を参拝して、円空仏に会ってきました(写真は中観音堂の許可を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
 

 年に数回、必ず参拝していましたが、長谷川公茂先生が亡くなられて、このところ少し足が遠のいていたことで、中観音堂の管理人(当番さん)からは開口一番、「久しぶりだね」と声を掛けられました。
 続けて、中観音堂に隣接する羽島円空資料館で行われた羽島市円空顕彰会の総会に参加しました。

vol.1722 音楽寺の円空仏


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 今日の午後は江南市へ行き、音楽寺の円空仏に会ってきました(写真は音楽寺の許可を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
 

 

 以下は余談。
 石破総理や立憲民主党が就職氷河期世代対策を打ち出しているようだが、傍から見ていると単なる選挙対策に過ぎず、時間は決して巻き戻せないことから、少子化対策と同様、今更何をやっても手遅れで、まさしく覆水盆に返らずである。

vol.1702 荒子公園梅まつりと円空仏


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 2日の午前中は名古屋市中川区にある荒子公園で開催されている梅まつりを見に行きました。
 

 梅まつりと同時に荒子集会所で展示されていた円空仏を目にしました。
 

 午後は河西春郎・坂上雅道・柳沢正史監修『脳大図鑑』(ニュートンプレス)を読みました。
 

 以下は余談。
 気が塞ぐことがあり、3日と4日の両日、『聖書』を読みました。いつものように通読はせず、『新約聖書』から僕が気に入っている聖句箇所を拾い読みして、イエスやパウロの言葉に慰められました。

vol.1699 道の駅美並マンホールカードと美並ふるさと館


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 先月下旬(26日)のことになりますが、大学生の甥っ子と一緒に郡上市へ行き、道の駅美並にて、マンホールカードをゲット。
 

 お土産にと、明方ハムの醤油フランクと鶏ちゃんを購入。
 続けて、美並ふるさと館へ足を運んで、円空仏を拝みました。
 

 入館の際、美並ふるさと館の受付にて、僕が「こんにちは。見学させてください」と言うと、受付にいた男性は「こんにちは」や「いらっしゃいませ」といった返事がなく、ボソッとした声で、入館料金を口にしただけでした。
 館内に展示されていたパネル等には、故長谷川公茂先生が撮影した円空仏の写真が使用されており、年表には円空上人が美並生まれと記された箇所に(推定)が書き加えられていました。
 帰路、関市にある辻屋へ行き、昼食に美味しいうな丼を食べました。
 

 以下は余談。
 故長谷川公茂先生に随伴して、円空上人ゆかりの場所を実に数多く訪れましたが、ここ美並ふるさと館へご一緒させていただくことは一度もありませんでした。
 美並ふるさと館に関して、大事なことだから、ここに書き残しておくと、開館までの過程で、長谷川先生はいろいろと協力したのですが、美並ふるさと館が円空上人を美並生まれとしたことで、約束(先生は円空上人の出身地は美濃国で、今現在の羽島市を唱えています)を反故にされたことから、長谷川先生は招待されていた開館式を欠席して、その後、地元の人たちとの親交が途絶えた、とお聞きしました。

vol.1679 『社会学の名著50冊が1冊でざっと学べる』


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 昨日の午後は岡本裕一朗著『社会学の名著50冊が1冊でざっと学べる』(KADOKAWA)を拾い読みしました。
 

 拾い読みと書いたのは、文字どおり最初から最後まで本書を通読したわけではなく、僕が学生時代に読んだことのある著作(デュルケーム『自殺論』、ジンメル『社会学の根本問題』、アンソニー・ギテンズ『第三の道』、リースマン『孤独な群衆』、タルド『模倣の法則』、ジラール『世の初めから隠されていること』、作田啓一『価値の社会学』、ベネディクト『菊と刀』、中根千恵『タテ社会の人間関係』)に限って、目を通しました。
 著者が50冊の要点をまとめた内容となっているけれども、僕の場合に限っては、この本を読んでも、自分の頭で整理したわけではないことから、理解が深まるということはなかった。

 以下は余談。
 昨日(23日)の岐阜県美術館で行われた円空大賞の授賞式・開場式には足を運びませんでした。余計な一言を書き加えると、今回(第12回)の円空大賞展についても、僕は陰ながらお手伝いしているのですが、それを知る人は皆無です。

vol.1672 ほほえみの秘密 円空と共に歩んで


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 昨晩、前々回の更新(vol.1670)で書いた「こころの時代ライブラリー ほほえみの秘密 円空と共に歩んで」を視聴しました。
 下の写真は番組内にて紹介された長谷川先生の版画作品「樹根」です(無断転載を禁じます)。
 

 下の写真は番組内にて紹介された長谷川先生が採った音楽寺の円空仏で荒神像の拓本です(無断転載を禁じます)。
 

 長谷川公茂先生が亡くなられて、時間が経ったけれど、僕の心の中では、長谷川先生がまだ生きていらして、ふとした瞬間、僕の名前を呼び掛ける先生の声が聞こえてくる。僕だけでなく、長谷川先生と親交の深かった人たちも、きっと同じであろう。

vol.1670 告知 こころの時代ライブラリー


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。
 
 「こころの時代ライブラリー」
 この番組は過去に放送した「こころの時代~宗教・人生~」(Eテレ 毎週日曜 午前5時)の中から、いまあらためて視聴するにふさわしい番組を選り、49分に再構成してお伝えしていくものです。人生の壁に突き当たったとき、絶望の淵に立たされたとき、先人たちはどのように生きる道を見出してきたのか。苦しみや悩みを抱える同時代の人々はどう生き抜いているのか。知恵や体験を深く語る「言葉」を共有し、考えていく番組です。

 「ほほえみの秘密 長谷川公茂」
 2023年8月に逝去された円空研究者の長谷川公茂さんを偲び、2021年3月放送「ほほえみの秘密 円空とともに歩んで」を一部再編集してお届けします。
 2025年1月4日 Eテレ 22:00~
 2025年1月6日 Eテレ 13:10~ (再放送)

 下の写真は番組内で紹介された「円空上人の心を伝える会」の冊子で、第15集「荒子観音寺の円空仏」の表紙です。
 

vol.1571 音楽寺のあじさい祭りと円空仏


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 今日の午前中は江南市にある音楽寺を参拝して、境内で開催されているあじさい祭りを見物しました。
 

 少し前の更新(vol.1562)でも書きましたが、音楽寺の総代様をはじめとする関係者の皆様と挨拶を交わして、しばしの間、談笑。
 続けて、境内に咲いている色とりどりのアジサイの花を目にした後、村久野歴史資料館に収蔵されている音楽寺の円空仏に会ってきました(写真は音楽寺の許可を得て撮影しており、転載・再配布等を固く禁止します)。
 

 毎年、年に一度は音楽寺の円空仏を拝んでいますが、今思うこととして、円空仏は何も変わらないけれど、音楽寺で円空仏のお世話をする皆様の顔ぶれが少しずつ変わっていき、気が付けば、僕がはじめて音楽寺を参拝したときにお会いした人たちのほとんどはお亡くなりになられるなどして、いなくなり、実に寂しい。

 以下は少し長い余談。
 ニュースで連日、都知事選の話題が取り上げられており、僕自身とは何の関係もないことながら、嫌でも目にする。都知事選の各候補者が公約の一つとして、防災対策を挙げていたけれど、首都直下型地震が発生したら、たとえ生き延びられたとしても、コロナ治療で上級国民が優先的に入院できたのと同様のことが繰り返されるだけであろう。少し考えれば、都民の誰にでも分かるはずだが、大地震の影響により医療機関は機能不全となり、負傷した大勢の人たちが適切な治療を受けられるはずもないことは明らかである。

vol.1562 2024(令和6)年度の音楽寺あじさい祭り


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 昨日の午前中は江南市にある音楽寺へ行き、あじさい祭りの準備で、少しばかりのお手伝いをしました。
 

 音楽寺のあじさい祭りについて、今年は8日(土)からの開催で、村久野歴史資料館に展示されている円空仏は祭りの期間中の土曜と日曜に拝観できます。
 下の写真は今年のあじさい祭りからお札やご朱印と共に頒布するボールチェーンのアクリルホルダーで、音楽寺の円空仏の荒神像がデザインされています(限定1000個)。
 

 以下は余談。
 ヤフーニュース AERA.dot の記事の見出しに「『ハチに2回さされたら死ぬ』は本当か?医師も警戒『毒のカクテル』の恐るべき影響とは」とあり、その冒頭に「日本で最も危険な野生生物はハチだ」と書かれていた。が、しかし、コガタスズメバチを飼育していた経験(vol.1106)から言えば、ハチの習性を知れば、刺されることはなく、どうということはない。僕が思うに最も手強い昆虫はアリである。

vol.1561 長谷川公茂先生の円空仏鑑定


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 少し前の更新(vol.1558)で、円空仏の真贋判定の話題を取り上げた際、「長谷川公茂先生の円空仏鑑定に何度も随伴させていただいた際、長谷川先生はいつも一瞬で判定されて、迷うようなことは微塵もなかった」と書きました。
 下の写真は1982(昭和57)年6月20日の朝日新聞の記事の切り抜きで、「本物の円空仏かどうか一目でピンときます」と、当時の長谷川先生の声を紹介しています。
 

 しかるに今は円空学会においても、円空仏の真作(本物)と贋作(ニセ物)の判定を間違えるといった過ちを犯しており、残念なことに長谷川先生以上の円空仏鑑定眼の持ち主はいないことから、今後は贋作(ニセ物)が大いに出回ることであろう。
 実際のところ、贋作(ニセ物)が真作(本物)として町の文化財に指定されてしまっている。
 下の写真は福井新聞の記事と僕宛ての手紙で、長谷川先生が生前、「円空仏ではありません。高山市在住の故・三輪年朗さんが彫った像です」と仰っていたにもかかわらず、これが現実である(町指定文化財とは、かくも出鱈目なものだと知り、大変勉強になりました)。
 

 昨年(2023年)5月、福井県池田町教育委員会と福井新聞社(永善菜々帆記者)に対して、長谷川先生に代わり、僕が「円空仏ではない」とお伝えしたところ、どちらもけんもほろろといった対応で、今現在においても贋作(ニセ物)が真作(本物)になってしまっている。
 極端な書き方をすれば、今後発見される円空仏はすべて贋作(ニセ物)であると言っても、過言ではないかもとさえ感じています。
 以上は長谷川先生の名誉のためにも大事なことであるから、ここにこうして書き残しておけば、いつかは真っ当な誰かの目に触れて、事の真相を明らかにしてくれるであろう。

 以下は余談。
 ジャーナリストの池上彰氏が東洋経済オンラインにて、「新聞の存在意義の1つは、この『取材』にあります。長い時間と手間のかかる取材をする記者がいるからこそ、記事が出来上がるのです」と書いていますが、少なくても福井新聞社の記者はそうではない(長い時間と手間のかかる取材をしていない)ことを知りました。また、今回の場合に限っては、池上氏の主張が間違っていることにも気が付きました。

vol.1558 円空学会(円空仏)真贋判定


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 どうしてこんなことになってしまったのだろう。
 昨年の夏、長谷川公茂先生が亡くなられてしまったことから、円空学会は円空仏の真贋について、正しい鑑定をできる人がいなくなってしまった。
 現に今も円空仏の真作(本物)と贋作(ニセ物)の判定を間違えるといった過ちを犯している。
 下の写真は円空学会が発行する「円空学会だより」の誌面で、上が第206号、下が最新の第211号の誌面である。
 

 

 第211号の誌面を読むと、「近年模刻や贋作は、大変精緻になってきており」とあり、写真①②③不動明王像について、「二〇六号に新発見として報告がありましたが、異論が出ましたので、再掲載します」と記されている。
 「再掲載します」とあるが、第206号の誌面に掲載された写真の不動明王像と、第211号の誌面に掲載された写真の不動明王像は「大変精緻」どころか、そもそも2つの像はまったく別の物であると、写真を一目見ただけでわかる。
 

 

 第211号の誌面に掲載された写真の不動明王像は、第206号の誌面に掲載された写真の不動明王像を目にした誰かが模作した贋作である。
 円空学会はこれまで長谷川公茂先生が30数年間、理事長を務められた。しかし、長谷川先生が亡くなられた今となっては、円空学会の誰一人として、本物を見抜くことができず、地に堕ちてしまった。
 第211号の誌面には「判断に迷う像も少なからずあります」と記されているが、長谷川公茂先生の円空仏鑑定に何度も随伴させていただいた際、長谷川先生はいつも一瞬で判定されて、迷うようなことは微塵もなかった。

 以下は余談。
 第211号の誌面に掲載された写真④⑤の阿弥陀如来像についても、「極初期像として紹介されましたが、疑問が呈せられた」と記されているけれど、単に誌面を読んだだけでは、一体どんな疑問なのかを具体的に提示していないことから、説明不足で、真意がさっぱりわからず、片手落ちである。

vol.1537 尾張三地蔵霊場 中編


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 前回の更新(vol.1536)からの続きで、昨日の午前中、尾張三地蔵霊場を巡拝しました。
 はじめに犬山市へ行き、一番札所である瑞泉寺の身代り地蔵を参拝しました。
 

 

 

 身代り地蔵の堂宇は瑞泉寺というよりも、犬山成田山(大聖寺)の境内に建っているという印象で、犬山成田山には何度も参拝していますが、恥ずかしながら、身代り地蔵は今までスルーしていました。
 次に江南市へ向かい、順打ちにはこだわらず、三番札所である地蔵寺の子育て地蔵を参拝しました。
 

 

 

 境内を掃除されている檀家さんがいらしたので、地蔵寺について、いろいろとお話をお伺いしたところ、総代以下、皆、高齢で、新型コロナを機に春夏大祭も行われていない、とのこと。
 最後に同市内を走って、二番札所である常観寺のお釜地蔵を参拝しましたが、続きは次回の更新にて。

 以下は余談。
 地蔵寺が所蔵する円空仏は韋駄天像で、円空さんもここへ足を運んだのだろう(現在は永正寺寄託)。

 追記。
 後で気が付きましたが、地蔵寺は2013(平成25)年3月に既に参拝していました。当時とは山門等が変わっており、初めて足を運んだとばかり思っていました。

vol.1535 円空賞受賞者宮本勉氏の陶芸作品「無題」


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 今から6年前のことになりますが、長谷川公茂先生に随行して、岐阜県美術館で行われている第9回円空大賞展を見に行きました(vol.8)。
 第9回円空大賞は円空大賞1名、円空賞4名が選ばれて、円空賞受賞者の1名が富山県出身の現代芸術家である宮本勉氏でした。
 長谷川公茂先生の選評を読むと、「宮本氏の作品は陶芸、木彫、レリーフ、紙粘土作品など多種多彩である。陶芸作品などは、粘土を板状に伸ばし丸め、土偶のようなものもあり、祈る人物もあり、また楽しそうに踊っているものもある 。しかしよく見ると花器のようでもあり、宇宙人が踊っている様子とでもいうか、不思議な造形になっている。(中略)どうやら宮本氏は自然に造形作品が次から次へと湧き出る、自由自在な精神の持ち主のようで、摩訶不思議な造形作家であると思う」と記されていました。
 以上、前置きが長くなりましたが、ここからが本題。
 宮本氏の口から「(作品が)思ったように売れない」と耳にした長谷川先生は「(作品を)私が買って庭に飾ります」ということで、作品が長谷川先生の家の庭を飾ることに。
 下の写真は長谷川先生が買い取った宮本氏の陶芸作品の内の1つで、「無題」です。
 

 第9回円空大賞から6年の歳月を経た今、昨夏に亡くなられた長谷川先生のご遺族の意向に沿って、先週末、『尾張名所図会』に描かれている由緒ある某所の庭へ長谷川先生が買い取った宮本勉氏の作品を置くことになりました。
 

 こうして無事に橋渡し役を終えられて、安堵しています。

vol.1533 円空展の図録にサイン


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 少し前の更新(vol.1337、vol.1404、vol.1504)と関連した話題で、あべのハルカス美術館の円空展が終わって、昨日の午前中、貸与していた円空仏が無事に戻ってきました。
 例によって、図録を頂戴したことから、サインを書いていただきました。
 

 

 以下は余談。
 前回の更新(vol.1532)で書いたお花見は花筏になっていました。
 

vol.1523 荒子梅まつりと円空仏


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 昨日の午前中は名古屋市中川区の荒子公園内で開催されていた梅まつりを見てきました。
 下の写真は会場内に設けられたふれあいステージのイベントの様子です。
 

 前回、梅祭りに足を運んだのは昨年ではなくて、一昨年でした(vol.964)。
 梅まつりに合わせて、荒子集会所で特別公開されている円空仏にも忘れずに会ってきました。
  

 円空仏を拝んだ際、故長谷川公茂先生のことを思い浮かべました。
 長谷川先生ほど円空さんが好きで、一途な人は他にいない、と。

 以下は余談。
 今日、JRA70周年特別企画メモリアルヒーローファン投票の景品であるクオカードが届きました。JRAに感謝。