vol.299 渡辺和子著『置かれた場所で咲きなさい』(幻冬舎)を読んで


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 シスター渡辺和子さんの著作は既に数冊、目を通している。けれど、最も人に広く知られた、いわゆるベストセラーの『置かれた場所で咲きなさい』(幻冬舎)は未読だったことから、遅まきながら、今日、目を通した。
 既に読んだ数冊の内容と重複する箇所もあるけれど、シスターの語り口ならば、苦ではなかった。
 下の写真は本書の98ページで、「だから今日という日を、私の一番若い日として輝いて生きてゆきましょう」と記されている一文を読んで、このブログのタイトルである「Stay The Young」を僕はすぐに思い浮かべた。
 

 前回の更新(vol.298)で、「ゴールはスタートである」と、いかにもそれらしいことを書いておきながら、実を言うと、僕は2つの病院へ行く羽目になり、スタートできずにいたのだ。
 人生は悩みごと(今回は病気と治療費用)が次から次へと起こって、増えるばかり。あるいは、一つを解決してもまた一つといった、繰り返しのようで、少しばかり弱音を吐くと、実に辛い。
 しかしながら、シスター渡辺和子さんが叱り、励ましてくれた。また、家族はもとより、僕の周囲の人たちも心配してくださった。だから、僕自身、奮起しなければならない。

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