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昨日の午後は長谷川公茂先生とお会いして、楽しい円空談義で、幸せな時間を過ごしました。
過日(16日と21日)に放送されたNHKのETV特集「円空 仏像に封印された謎」は深夜だったこともあり、視聴した人の数は少ないだろうと思っていたら、どうやらそうではなくて、NHKへの問い合わせや長谷川先生宛てに手紙が届くなど、反響が多々あったと知り、驚きました。
放送では紹介されませんでしたが、建穂寺観音堂での撮影が終わると、長谷川公茂先生と東京国立博物館主任研究員の三田覚之氏に随行して、地元の人の案内で、車で少し走ったところにある建穂神社を参拝しました。
下の写真は建穂寺の跡地に建つ建穂神社の社殿と拝殿です。
今現在、「幻の寺」とも呼ばれる建穂寺は江戸時代、大変立派な寺院だったらしく、円空さんがこの場所(境内)で初期の阿弥陀像を彫ったのかと想像すると、僕としては、また一つ、円空さんが訪れた場所へ足を運ぶことができて、実に嬉しかったです。
以下は余談。
番組内にて長谷川先生の若かりし頃のスナップ写真が映し出されますが、先生の口から「(岐阜県関市にある)日龍峯寺(高澤観音)で撮影した写真です」と教えていただきました(少し専門的な話になりますが、円空さんの詠んだ和歌に「高沢」が出てきます)。
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