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小林智洋・山東智紀著、山田英春写真『世界のふしぎな木の実図鑑』(創元社)を読みました。
下の写真が中表紙で、「本書はヴィジュアル図鑑(114ページ引用)」だから、タイトルに書いた「読んで」というよりも、正しくは「見て」であろう。
実を言うと、以前から気になっていたのだけれど、本の定価(3000円+税)を知って、おいそれと手が出ずにいました。また、書名には「世界の~」とあり、僕は海外へ行く予定はないし、僕が暮らす愛知県では、たとえば外国産のドングリを手に入れることも難しい。さらに僕の性分では、本を見て楽しむだけでは飽き足りず、実際に実物を自分の目で見たり、手に取ったりしないと満足できない。だから、知識として、知っておきたいと思い、本書を「読み」ました。
本書の巻頭「はじめに」に以下のように記されており、少し引用すると、
本書では、乾燥して手軽に保存でき、木質化して壊れにくいものという観点から、「木の実」をもっと広く捉えている。
結局のところ、僕が集めている木の実も、まさしくそうしたものであり、本書を読んで、大いに参考としたい。
僕がいつも参考にしているのは、以前の更新(vol.730)でも書いたとおり、『山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花』(山と溪谷社)ということで、下の写真は『樹に咲く花 離弁花2』の表紙です。
以下は余談。
聖火リレーに間に合わせるための宣言解除といい、政府によるオリンピックありき、のコロナ対応には、馬鹿馬鹿し過ぎて、ものが言えない。1都3県の人出増加は至極当然の結果であろう。ついでに言うと、週刊文春のスクープによる国会はまるで茶番劇を見ているようだ。
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