vol.759 「こころの時代」の余話(一)と円空仏の拓本


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 今日の午前中は長谷川公茂先生とお会いして、楽しい円空談義で、幸せな時間を過ごしました。
 話題の中心はもちろん過日(14日)にNHKのEテレで放送された「こころの時代~宗教・人生~ ほほえみの秘密 円空仏とともに歩んで」です。
 長谷川先生の口から番組の余話として、お聞きしたことがいくつもあり、何かの役に立つかもしれないことから、ここに書き記しておきたいな、と。
 椅子に座って、お話をされていたのは、スタジオを借りて、撮影したとのことで、既に放送前からお聞きしていました。
 旧宅には僕も何度かお邪魔(訪問)したことがあり、旧宅の縁側で長谷川先生が撮影した円空仏の写真を番組でも話題となった長谷川先生のお父様が起き抜けに目にされるエピソードは長谷川先生の著作『東海の円空仏を歩く』(風媒社)の巻頭文に記されています。
 長谷川先生と並んで写真に映っていたのは、一宮史談会で森徳一郎先生と一緒に学んでいた友人とのこと。
 番組内で円空仏の拓本が取り上げられており、それについては前々回の更新(vol.757)でも触れました。他にも長谷川先生の円空仏の拓本がいくつもあり、下の写真は荒子観音寺蔵の柿本人麻呂像です(写真の無断転載を固く禁じます)。
 

 下の写真は荒子観音寺蔵の柿本人麻呂像の背面の拓本です(写真の無断転載を固く禁じます)。
 

 長谷川先生からお聞きした番組の余話については、まだいろいろとあるのですが、ここまでの文章が長くなってしまったことから、折に触れて、何回かに分けて記したいと思います。
 文末になってしまいましたが、前々回の更新(vol.757)に東京国立博物館主任研究員の三田覚之様からコメントを頂戴して、大変嬉しく、少し遅くなりましたが、この場を借りて、感謝申し上げます。

 以下は余談
 河村たかし氏が名古屋市長選に出馬するというニュースを耳にした。河村氏を大いに応援したい。なぜなら、対抗馬の自民党市議の横井利明氏は自民党、公明党、民主党が推薦するとのことで、3会派が慣れ合いの市議会なんて、それこそまっぴら御免だ。十中八九、横井氏はリコール不正を選挙戦で声高に叫ぶだろう。だが、不正問題と市政運営とは直接関係のないことであり、相手の痛いところを突く戦術に共感できるはずもない。

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