以前の更新(Vol.30)にて、『ヨハネによる福音書』について書きました。今回はその続きで、ただ読むだけでは飽き足らず、R・ブルトマン著 杉原助訳『ヨハネの福音書』(日本キリスト教団出版局)を手に取りました。
下の写真が表紙で、帯には「歴史的・批判的研究が20世紀に到達した最高峰の注解書」と記されています。
率直な感想を書くと、僕の知りたかったことに触れられており、一読して、素晴らしい本だと感じました。本の価格(18000円+税)には、少なからず驚かされたけれど。
上の写真にある注解を読んで、「闇夜に烏 雪に鷺」や「声は聞こえど 姿は見えず」、あるいは一休宗純の「闇の世に 鳴かぬ烏の 声聞けば 生まれぬ先の 親ぞ恋しき」を何となく思い浮かべたりしました。
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