vol.1588 災害用備蓄飲料水「名水」と「あいちの水」


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 前回の更新(vol.1587)で、飲料水の備蓄(水の買い占め)の話題に触れましたが、それに関して、僕には一つ、こだわりがあります。
 備蓄飲料水はボトル缶(缶入り)でなければならないということ。
 災害用であるからして、いざというとき、あるいは万が一のとき、ペットボトルでは心許ない。
 愛知県企業庁では、県営水道のPRを目的とするボトルウォーター「あいちの水」を1985(昭和60)年度から製作して、県や市町村のイベントを通じて配布しているのですが、僕は10年くらい前から、そうしたイベントへ足を運んだ際、「あいちの水」を手に入れると、拙宅での備蓄水として保管しています。
 下の写真が拙宅で保管しているボトルウォーター「あいちの水(通常缶)」(375ml)です。
 

 

 「あいちの水」の他にも、拙宅で保管しているのが、名古屋市上下水道局の販売している災害用備蓄飲料水「名水」(490ml)で、こちらもボトル缶(缶入り)のボトルウォーターです。
 

 名古屋市上下水道局のホームページを目にしたところ、「災害用備蓄飲料水『名水』販売受付の一時停止について」と題して、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されたことから、災害用備蓄飲料水『名水』の購入申込が集中しており、配送に長時間要する状況となっております。大変申し訳ありませんが、配送の体制が整うまで、ご注文の受付を一時停止させていただいております」と記されていました。

 以下は少し長い余談。
 前回の更新(vol.1587)の最後に「(南海トラフ巨大地震の)被害があまりに甚大で、世の中の仕組みや価値がすっかり変わってしまうかもしれない」と書きましたが、土木学会の発表では、南海トラフ巨大地震が起きると、20年間で1410兆円の経済損失を被り、日本は世界の最貧国になる、とのこと。
 日本社会は太平洋戦争後、大きな価値の転換がありましたが、それと同じことが起きる、否、それ以上のことが起こるのだろう。
 今を精一杯生きるのではなくて、生きるだけで精一杯になるのだとしたら、僕は、と、ここまで書いて、続きを書くことができなくなってしまった。

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