vol.1587 水や食料の買い占め


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 前々回の更新(vol.1585)と関連した話題で、今朝、近所にあるドラッグストアへ足を運んだら、水(ミネラルウォーター)の在庫がなくなり、商品棚が空になっていることに驚かされた。
 

 近年、自然災害が多発しており、自宅等に飲料水を備蓄しておくことは当たり前のことで、今更と言うか、この期に及んで、水の買い占めが起きるとは思ってもみなかったから。
 

 政府や報道、販売する店側においても、「在庫は十分にあります」と呼びかけており、事実、大量の水(ミネラルウォーター)が入荷して、商品棚に補充されていた。
 

 店内の商品棚を見渡せば、水だけでなく、シリアル食品やレトルト食品なども品薄になっている。
 気象庁から「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されたことが契機となって、今回の買い占めが起こったけれど、水や食料を備蓄しただけでは、南海トラフ巨大地震を凌ぐことは到底不可能だ。
  昔から「水は命の源」と言われているけれど、拝金主義が蔓延する今の日本社会において、皮肉なことに大事なのは、水よりも現金なのかもしれない。
 新型コロナの治療では、政治家や金持ちといった上級国民が優先的に入院できたり、ワクチン接種の順が早かったように、南海トラフ巨大地震の被害においても、同じ道を辿るのであろうか。
 さらに言えば、被害があまりに甚大で、世の中の仕組みや価値がすっかり変わってしまうかもしれない。

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