vol.1174 トチュウ(杜仲)の翼果(種)


 ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。

 植物のトチュウ(杜仲)は、近年の健康ブームで飲まれるようになった杜仲茶によって、広く知られているだろう。けれども、僕は杜仲茶を一度も飲んだことがなく(今度、機会があったら、飲んでみたい)、トチュウが植物としては、実に珍しい種(1属1種)であることも今回、翼果を採集して、初めて知りました。
 下の写真がそれで、少し前の更新(vol.1171)でユリノキの翼果について書き、翼果に興味を持ったことから、トチュウの翼果を採集しました。
 

 トチュウの名前の由来は人名とのこと。
 トチュウの葉や若い翼果を裂くと、ゴム状の糸を引いたようになるらしいが、実際に目にしたことがないのが、残念だ。
 トチュウの木は6千万年前から存在することから、「生きた化石植物」とも呼ばれていて、樹皮は昔から漢方薬の原料として用いられており、知っている人は知っている植物というのが、まさにトチュウであろう。
 トチュウ(途中)なのに何とも奥が深いと、親父ギャグが僕の頭に浮かんだりした。

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