Vol.238 『シビュラの託宣』「断片」一~三を読んで、と一宮円空会


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 5日の午後、『シビュラの託宣』の内、「断片」の一、二、三を読んだ。
 使用したテキストは日本聖書学研究所編『聖書外典偽典3』旧約偽典Ⅰ(教文館)で、はしがきには、「本巻には、旧約聖書偽典の中から、ギリシア文化の影響を受けた、ヘレニズム時代のユダヤ教(徒)の文書を中心に収録した」とあり、『アリステアスの手紙』、『第四マカベア書』、『シビュラの託宣』、『スラヴ語エノク書』、『ピルケ・アボス』が翻訳されている。

 下の写真は『シビュラの託宣』「断片」一です。
 

 「断片」二の本文訳は「ところでもし神々が(子孫)を生み、不死のままであるならば、神々(の数)は人間よりも多くなり、死ぬべき人にとって立つ場所もなかったろう」といった短い内容です。
 「断片」の一から三を読んで、これといった感想もなかったことから、他にも翻訳されている『シビュラの託宣』には目を通さず、また、「シビュラ」と『シビュラの託宣』についての概説(説明)も省くことにする。

 以下は余談。
 今日の午後は長谷川公茂先生が講師を務める一宮円空会へ顔を出しました。
 下の写真がそれで、今月は開催日が変更になりました。
 

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