vol.1276 尾張旭市どうだん亭 春の一般公開


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 昨年の11月下旬、秋の一般公開ということで、尾張旭市にある満天星亭(どうだんてい)へ行きました(vol.1179)。
 今回は春の一般公開ということで、過日(12日)の午前中、どうだん亭へ再度、足を運びました。
 

 再度、足を運んだ目的は文化遺産カードのゲットと陶芸家の星合信令が制作した十二支の置物を目にすることでした。
 下の写真はどうだん亭の客間から眺めた庭園です。
 

 どうだん亭の玄関受付にて、文化遺産カードをゲット。
 

 下の写真は母屋1階の和室で、床の間に目を遣ると、大徳寺僧侶小堀卓巌の書「閑座聴松風」が掛けられており、信令さんの寅が置かれていました。
 

 寅の置物は鋭い牙がいかにも信令さんの作品といった感じを受け、「ガオー」といった咆哮が聞こえてくるようでした。

 以下は少し長い余談。
 中日新聞の記事(13日付)には、「尾張旭市霞ケ丘町南のどうだん亭で十二日、一般公開が始まった。合掌造りの建物と、今が見頃のドウダンツツジを楽しもうと、初日から多くの人が訪れた。十八日まで」と書かれていた。しかしながら、どうだん亭へ足を運んだ初日(12日)の午前10時過ぎ、僕の他には二人しか見学者がいなかった。さらに見学の途中、他の二人は見学を終えていなくなり、僕一人だけになった時間もあったくらいだ。「初日から多くの人が訪れた」といった表現は、まさしく安易な常套句。記事を読むと、待ちわびた見学者が開始早々から次々とやって来たようなイメージを想起させる。情報が正確ではなく、記者の誇張としか思えない。

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