vol.1157 星合信令のコノハズク像 鳳来寺山鏡岩(屏風岩)


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 前回の更新(vol.1156)からの続きで、一昨日は設楽町と新城市へ行きました。
 鳳来寺の諸堂を参拝した後、鳳来寺山にある鏡岩(屏風岩)の中腹に設置されている陶芸家の星合信令が制作したコノハズク像を目にしました。
 下の写真がそれで、1965(昭和40)年7月に鳳来寺の住職だった藤本氏からの依頼で、信令さんが制作し、翌年5月に寄贈、設置されました。
 

 上の写真では分かりづらいですが、像の大きさは約1メートルで、言わずもがな、下の写真にあるようにコノハズクは愛知県の県鳥として、1965(昭和40)年5月に選定されました。
 

 コノハズク像の体全体を覆っている羽の毛の模様が印象的で、いかにも信令さんの像らしく、一目見て、すぐに分かりました。信令さんは干支の置物を多数、制作していることから、コノハズクも手びねり技法で、あっという間に仕上げたのだろう、と。像に触れることができなかったのが、唯一の心残り。
 鳳来寺山には信令さんだけでなく、下の写真にあるように他のコノハズク像も設置されていました。
 

 以下は余談。
 自宅を夜明け前に出発して(vol.1155)、正午過ぎには帰宅したのですが、鳳来寺山を紅葉の時期に訪れたなら、朝は肌寒く、寺の境内は喧噪で落ち着かず、道路は渋滞と、大変なことになっていただろうから、少しでも早く足を運んでおいて、正解だったと思います。

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