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今日の午前中は岐阜市へ行き、芥見長山地区の芥見長山1交差点近くに安置されている陶芸家の星合信令が制作した観音像に会ってきました。
像の背面には例によって、「大日窯」「信令作」の印が押されていましたが、文字は何も記されていませんでした。
石造りの台座には「交通安全祈願 観世音菩薩像」の文字が刻まれており、脇には「岐阜市芥見地内(国道156号線沿い)交通安全祈願観世音像」と題して、由来を説明した銘板の石碑が設置されていました。
陶芸家星合信令氏(愛知県尾張旭市・大日窯)は、昭和三十三年以来交通安全を祈願して、全国各地に百八体の観音建立を祈願として製作を続けてこられました。その百八体目がこの地の観音像であります。
当地域における毎日の交通安全祈願の真心をこめて、ここに建立したものであります。
昭和五十五年十月吉日 交通安全祈願観音像奉賛会
銘文を読むと、信令さんが1980(昭和55)年、108体目となる交通安全観音像を建立し、22年間の歳月を重ねて、満願成就を遂げたことが分かりました。そして、それを知って、僕は我が事のように嬉しかったです。
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