Vol.75 『使徒行伝』第二五~二八章を読んで


 前回の更新(Vol.74)からの続きで、『使徒行伝』の備忘録。
 4回目は第二五~二八章で、過日(今月2日)に読みました。

 二六章二六 
 王はこれらのことをよく知っておられるので、王に対しても、率直に申し上げているのです。それは、片すみで行われたのではないのですから、一つとして、王が見のがされたことはないと信じます。
 二六章二七
 アグリッパ王よ、あなたは預言者を信じますか。信じておられると思います」。
 二六章二八 
 アグリッパがパウロに言った、「おまえは少し説いただけで、わたしをクリスチャンにしようとしている」。
 二六章二九
 パウロが言った、「説くことが少しであろうと、多くであろうと、わたしが神に祈るのは、ただあなただけでなく、きょう、わたしの言葉を聞いた人もみな、わたしのようになって下さることです。このような鎖は別ですが」。
 二七章二五
 だから、皆さん、元気を出しなさい。万事はわたしに告げられたとおりに成って行くと、わたしは、神かけて信じている。
 二八章二三
 そこで、日を定めて、大ぜいの人が、パウロの宿につめかけてきたので、朝から晩まで、パウロは語り続け、神の国のことをあかしし、またモーセの律法や預言者の書を引いて、イエスについて彼らの説得につとめた。
 二八章二五
 互に意見が合わなくて、みんなの者が帰ろうとしていた時、パウロはひとこと述べて言った、「聖霊はよくも預言者イザヤによって、あなたがたの先祖に語ったものである。
 二八章三〇
 パウロは、自分の借りた家に満二年のあいだ住んで、たずねて来る人々をみな迎え入れ、
 二八章三一
 はばからず、また妨げられることもなく、神の国を宣べ伝え、主イエス・キリストのことを教えつづけた。

 『使徒行伝』の後半は回心したパウロ(の生き方)を例に挙げて、クリスチャンのあるべき姿が語られていた。
 

 下は再読する際に必要な登場人物や地名などを整理して、挙げました。

 二五章一一 皇帝カイザルに上訴
もしわたしが悪いことをし、死に当るようなことをしているのなら、死を免れようとはしません。しかし、もし彼らの訴えることに、なんの根拠もないとすれば、だれもわたしを彼らに引き渡す権利はありません。わたしはカイザルに上訴します」。
 二五章一三 アグリッパ王の登場
 数日たった後、アグリッパ王とベルニケとが、フェストに敬意を表するため、カイザリヤにきた。
 二五章一三 パウロが引き出される
 翌日、アグリッパとベルニケとは、大いに威儀をととのえて、千卒長たちや市の重立った人たちと共に、引見所にはいってきた。すると、フェストの命によって、パウロがそこに引き出された。
 二六章一 パウロの弁明
 アグリッパはパウロに、「おまえ自身のことを話してもよい」と言った。そこでパウロは、手をさし伸べて、弁明をし始めた。
 二七章一 ローマへ向かって船出
 さて、わたしたちが、舟でイタリヤに行くことが決まった時、パウロとそのほか数人の囚人とは、近衛隊の百卒長ユリアスに託された。
 二七章一四 暴風、難破、そして、上陸。
すると間もなく、ユーラクロンと呼ばれる暴風が、島から吹きおろしてきた。
 二八章一 マルタ島にて
わたしたちが、こうして救われてからわかったが、これはマルタと呼ばれる島であった。
 二八章一四 ローマに到着
そこで兄弟たちに会い、勧められるまま、彼らのところに七日間も滞在した。それからわたしたちは、ついにローマに到着した。

0 件のコメント:

コメントを投稿