『著作集14』(神学論文集4)に収録されている論文の内、過日(23日と24日)に「共観福音書の研究」、「教育とキリスト教信仰」、「古代ギリシアならびにキリスト教における楽観主義と悲観主義」を読んだ。それらについて、備忘録として、少しばかり記しておきたい。
「共観福音書の研究」は同じ『著作集』の第1、2巻と内容が重なり、訳者あとがきにも「いわば縮刷普及版」と記されていたことから、並行して読んだ。マルコ、マタイ、ルカの三書のうち、現時点で、僕はまだマルコには目を通していない。三書の成り立ちがよく分かった。
「教育とキリスト教信仰」について、キリスト教的な教授のたった一つの方法は愛(人間愛)である、という結論もさることながら、僕自身は「人間は問いそのものである」という考え方に共感した。これについては次に読んだ「古代ギリシアならびにキリスト教における楽観主義と悲観主義」とも関係するのだが、それについて書くと長くなることから、次回の更新で。
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