Vol.85 『ブルトマン著作集5』新約聖書神学3(新教出版社)を読んで


 久しぶりに『ブルトマン著作集』を手に取った。いつもながら内容はとても難しいけれど、それでもぐいぐいと力強く引っ張られて、実に面白く読んだ。1980年に出版された本だから、既に38年の歳月が過ぎているけれども、言葉というのは時間を超越するものなのだ、と改めて実感した(願わくば、僕の言葉もそうであってほしい)。
 前置きはこのくらいにして、本論へ。
 『ブルトマン著作集』第5巻(新約聖書神学3)の内容は「第三巻 古教会への発展」となっている。もう少し詳しく書くと、第五三章から第五九章までと、付論として「方法論と学術史」、訳者による「聖句索引」が加えられている。
 下の写真は目次です。
 



 「聖句索引」については、訳者の言葉を引用すれば、「本書(新約聖書神学1~3)は系統的・組織的に分類された聖書注解書のようなものなので、索引による逆引きは大変有用ではないかと思います」とあり、その言葉通りに参考になった。
 下の写真がそれで、僕の場合はブルトマンが『旧約聖書』のいかなる箇所に興味を示していたかを知ることができて、大変満足した。
 

 本書(『著作集』第5巻)において、僕が目を通した箇所は第一部第五三章第三節から第三部第五九章第三節までで、とりわけ第五七章「神論と宇宙論」と第五八章「キリスト論と救済論」を興味深く読んだ。それらについて、次回の更新で触れてみたい。

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