Stay The Young (Trilogy)歌詞の中にあるような僕の今の等身大の声を書いています。聖書通読、円空仏、岡本太郎、霊場巡拝、どんぐり銀行、木の実拾い、公共配布カード、越冬昆虫採集、防災、星合信令観音巡拝。「東海・旅の足跡 2」の姉妹ブログです。
Vol.142 『シラ書(集会の書)』第三〇~五一章を読んで
ブログ「Stay The Young (Trilogy)」をお読みいただき、ありがとうございます。
前回の更新(Vol.141)からの続きで、昨日7日は『シラ書(集会の書)』第四一~五一章を読んだ。
僕が『シラ書(集会の書)』を読むきっかけとなったのは、第三〇章21~25節の「晴れやかな心」であった。今の僕自身、それが必要だとアドバイスされているようで。
三〇章
14 貧しくても健康で体力のある方が、裕福で病気に苦しんでいるよりはよい。
15 健康で丈夫な体は、あらゆる黄金にまさり、強じんな精神は、莫大な財産にまさる。
16 体の健康にまさる富はなく、心の喜びにまさる楽しみもない。
17 つらい生活を送るよりは、死んだ方がよく、長く患うよりは、永遠の安息の方がよい。
18 食欲を失った者の前に、並べられたごちそうは、墓に供えられた食べ物と同じである。
21 悲しみに負けて気力を失うな。あれこれ思い悩むことはない。
22 朗らかな心は、人を生気にあふれさせ、喜びは長寿をもたらす。
23 気分を変えて心を奮い立たせ、悲しみを遠くへ追い払え。悲しみは多くの人を滅ぼした。それは何の益にもならない。
24 ねたみや、怒りは寿命を縮め、思い煩いは人を老けさせる。
25 快活な心は食欲を旺盛にし、食べ物をおいしく味わわせる。
三一章
13 意地汚い目つきは下品であるとわきまえよ。造られた物の中で、目ほどさもしさを表すものはない。だから、人はごちそう一つ一つに目を潤ませる。
15 同席の人を自分のことのように思いやり、すべてのことに気を配れ。
16 出されたものは人間らしく食べよ。人に嫌われないように、音を立てて食べるな。
18 大勢の人と食卓を共にするときは、他の者より先に手を出すな。
三二章
8 簡潔に話せ。わずかな言葉で多くを語れ。博識ではあっても寡黙であれ。
11 潮時と見たら、席を立ち、ぐずぐずするな。まっすぐ家へと急ぎ、道草を食ってはならない。
19 よく考えずに何事をも行うな。そうすれば、何をしても後で悔やむことがない。
20 危ない道を歩むな。そうすれば、石だらけの道でころぶことはない。
23 何事をするにも自信を持て。これも掟を守ることなのである。
三三章
4 話は前もって準備せよ。そうすれば聞いてもらえる。習得したことを整理してから答えよ。
5 愚か者の心は、馬車の車輪のようなもの、その考えは、心棒のようにぐるぐる回る。
7 どうして、ある日はほかの日よりも重要なのか。一年のどの日にも、同じ太陽の光が注ぐのに。
三七章
13 何よりも心に浮かんだ考えを大切にせよ。これ以上に頼りになるものはないのだから。
14 高い所から見張る七人の監視役にまさって、人の魂は、時として、その人自身に語りかける。
三八章
21 忘れてはいけない。その人は戻らないのだ。嘆いても彼のためにはならず、自分の体を損なうだけだ。
22 彼の運命であったと考えよ、お前も同じ定めにあるのだから。「昨日はわたし、今日はお前の番だ。」
四〇章
1 つらい労苦は、人間だれしも避けられないもの。重い軛がアダムの子孫にのしかかっている。母の胎を出た日から、万物の母なる大地のもとへと戻るその日まで。
四一章
2 死よ、お前の宣告はなんとありがたいことか、生活に困り、力衰えた者にとって、また、老け込んで、あらゆることに心を悩まし、頑固になり、忍耐を失った者にとっては。
四四章から五〇章までは『旧約聖書』の主要な登場人物の人生を著していた。
四四章
9 忘れ去られた者もある。彼らは、存在しなかったかのように消え去り、あたかも生まれ出なかったかのようである。彼らの子孫も同様であった
四七章
17 あなたの歌、格言、たとえのゆえに、あなたが与えた解釈のゆえに世界は驚嘆した。
四八章
1 そして火のような預言者エリヤが登場した。彼の言葉は松明のように燃えていた。
23 太陽が後戻りして王の寿命が延ばされたのは、イザヤの時代であった。
四九章
4 ダビデとヒゼキヤとヨシヤを除き、すべての王は罪に罪を重ねた。彼らはいと高き方の律法を捨てたのだ。こうしてユダの王室は絶えた。
7 人々はエレミヤを虐げた。このエレミヤは、抜き取り、苦しめ、滅ぼすために、しかしまた、建て、植えるためにも、母の胎にいるときから預言者として聖別されていたのである。
8 エゼキエルは栄光の幻を見た。神がケルビムの車輪の上で示されたものである。
五〇章
27 悟りと知識の教訓をこの書物に書き記したのは、シラ・エレアザルの子、エルサレムに住むイエススである。彼は知恵をその心から注ぎ出した。
五一章
9 わたしは地上から嘆願の声をあげ、死からの救いを祈り求めました。
25 わたしは口を開いて語ってきた、知恵を得るのに金はかからないと。
全五一章に目を通したが、体調やその日の気分によって、どの聖句が心に響くかは当然違ってくる。だが、しかし、こうして書き留めておくことで、今の自分を後になって知ることができるだろう。
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