Vol.150 旧約聖書続編(外典)の『トビト記』を読んで


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 昨日(15日)は旧約聖書続編(外典)の『トビト記』と『知恵の書』を読みました。
 今回の更新は『トビト記』を、次回の更新は『知恵の書』を取り上げることに。
 『トビト記』は巻末の解説にもあるように「民間説話」であり、僕はトビトの視力が回復する箇所と天使ラファエルが本来の姿を語った後、天へと昇って行く箇所に好感を持った。
 

 一一章
 12~13 更に両手を使って父の目の縁から白い膜をはがした。トビトはトビアの首に抱きつき、
 14 声をあげて泣いて言った。「お前が見える。わたしの目の光であるわが子が見える。」そして言葉を続けた。「神をほめたたえます。その大いなる御名をほめたたえます。神のすべての聖なる天使をほめたたえます。神の大いなる御名によってわたしたちが守られますように。すべての天使をとこしえにほめたたえます。
 一二章
  12 さて、今だから言うが、トビトよ、あなたが祈り、サラが祈ったとき、その祈りが聞き届けられるように、栄光に輝く主の御前で執り成しをしたのは、だれあろうわたしだったのだ。あなたが死者を葬っていたときもそうだった。
 13 あなたが食事にも手をつけないで、ためらわずに出て行き、死者を手厚く葬ったとき、
 14 わたしは試みるためにあなたのもとに遣わされて来たのだ。神はまた、あなたと嫁のサラをいやすためにわたしをお遣わしになった。
 15 わたしは、栄光に輝く主の御前に仕えている七人の天使の一人、ラファエルである。」
 19 わたしが実際には何も食べなかったことは今お分かりでしょう。食べているように見えていただけです。
 20 さあ、地上で主をほめたたえ、神に感謝をささげなさい。わたしは、わたしを遣わされた方のもとに昇って行く。あなたがたに起こったすべての事を書き記しなさい。」こう言ってラファエルは天に昇って行った。

 以下は余談。
 下の写真は昨日、旧約聖書続編(外典)の『トビト記』と『知恵の書』を読み終えた後に目にした景色で、外はすっかり夕日になっていました。
 

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