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27日夕、『セネカとパウロの往復書簡』に目を通した。
使用したテキストは日本聖書学研究所編『聖書外典偽典6』新約外典Ⅰ(教文館)である。
下の写真が本文で、上は一章の途中から六章の冒頭、下は六章の途中から九章の冒頭です。
「アカヤ人への手紙」という名のパウロ書簡が出てきたり(「コリント人への第二の手紙」のことを指す)、テオピルス(テオピロのことを指す)の名前やローマ大火の様子が描かれていた。
全般としては、軽い読み物といった印象で、なるほど概説にも記されているように「一読して無味乾燥でよく意味が通じないところがはなはだ多く(本書255ページ)」とあるのは、そのとおりだと思うけれど、僕としては、少なからず面白く読んだ。
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