Vol.240 『ソロモンの頌歌』と『アリステアスの手紙』を読んで


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 7日の午前と午後に『ソロモンの頌歌』を、引き続き『アリステアスの手紙』を読んだ。
 使用したテキストは『ソロモンの頌歌』が日本聖書学研究所編『聖書外典偽典 別巻』補遺Ⅱ(教文館)で、『アリステアスの手紙』が日本聖書学研究所編『聖書外典偽典3』旧約偽典Ⅰ(教文館)である。
 はじめに『ソロモンの頌歌』について。
 『ソロモンの頌歌』はブルトマンが取り上げていることもあって、どうしても目を通しておきたかった一つだ。しかしながら、『ソロモンの頌歌』そのものよりも、翻訳者による概説を興味深く読んだ。
 

 『ソロモンの頌歌』は全部で第四二頌歌まであるが、第二頌歌は喪失とあり、翻訳はコプト語とギリシア語が記載されている。
 ふと、思ったのだが、「頌歌(しょうか)」という漢字をすっと読める人は、どれくらいいるのだろう。
 次に『アリステアスの手紙』について。
 下の写真は翻訳者による概説に載っていた区分で、それに従うと、僕は「王からの贈与品の説明(51~82章)」が最も退屈で、「饗宴の席での翻訳者との質疑応答(187~294章)」を面白く読んだ。
 

 以下は余談。
 地震(9日1時08分 岐阜県美濃中西部 M4.5)で目が覚めてしまい、そのまま眠れず。

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