vol.1098 星合信令の延命地蔵像 政秀寺


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 過日(9日)の午後は名古屋市中区にある政秀寺を参拝して、納骨堂に祀られている陶芸家の星合信令が制作した延命地蔵像に会ってきました。
 下の写真は政秀寺の境内です。
 

 下の写真は陶芸家の星合信令が制作した延命地蔵像です(写真は政秀寺から許可を得て撮影しており、無断転載を禁じます)。
 

 延命地蔵像を拝んだ際、発見したことがいくつもありました。
 像の背面は例によって、何かしらの文字が記されていると思い、目にしたところ、「昭和甲午(中略)焼成 大日窯信令造」とあり、年号が干支で記されていたことでした。年号が干支で記されている像は他になく、「甲午」とあったことから、制作年は昭和30年だと分かりました。他にも「信令作」ではなく、「信令造」だったり、と。
 最も大きな発見は台座(蓮座)が備わっていたことで、延命地蔵像と台座(蓮座)は別々でしたが、台座(蓮座)も星合信令が制作したに違いない、と。
 下の写真がそれで、一度に2つの作品を目にするとは思いませんでした(写真は政秀寺から許可を得て撮影しており、無断転載を禁じます)。
 

 延命地蔵像は僕の身長と同じくらいの像高(約180センチ)で、台座(蓮座)を含めた延命地蔵像を1体として制作するには大きすぎたのだろう。
 文末になってしまいましたが、写真撮影等で、政秀寺のご住職様には大変お世話になりました。この場を借りて、深くお礼申し上げます。

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