『著作集13(神学論文集3)』に収録されている論文の内、とりわけ参考になり、勉強になったのが「新約聖書における啓示の概念」と「新約聖書における歴史と終末論」である。
「新約聖書における啓示の概念」では、『コリント人への第二の手紙』の前半(6章10節まで)について、解釈がなされていた。
「新約聖書における歴史と終末論」では、ブルトマンが決まって取り上げる『聖書』の箇所(これについては前々回の更新を参照)がコンパクトにまとめられ、記されていた。
『聖書』と照らし合わせながら、『ブルトマン著作集』を読んでいる時間は、この世での嫌なことを忘れさせてくれるから、実に幸せだ。
これらのことをあなたがたに話したのは、わたしにあって平安を得るためである。あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている(『ヨハネによる福音書』16章33節)。
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