vol.1065 星合信令の観音像 愛西市善太新田町十二上


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 前回の更新(vol.1064)からの続きで、一昨日の午前中は弥富市へ行った後、国道1号線を走って、次に愛西市へと向かい、善太新田町十二上の交差点脇にある観音石像に会ってきました。
 

 観音像の傍らには3つの石碑がありました。
 

 慈悲観音再建記の石碑には、「当時 国道1号線のこの附近で交通事故が多発 交通安全の祈願の為 陶芸家大日窯星合信令氏作 慈悲観音像を昭和37年11月17日 建立開眼するも長い年月を耐えるが傷みが目立ち 善大観音会一同の発願により再建する事と成り岡崎へ観音石像の製作を依頼 平成23年10月14日 開眼供養を行う」と記されていました。
 ということで、先に結論を書くと、僕が拝みたかった星合信令の制作した観音像には会えませんでした。
 交通安全観音像の石碑には、「この国道1号線は車輌の通行がはげしく 特にこの附近では悲惨な交通事故が多発したので これを防ぐため当時の津島警察署長森本定春氏の発議により 当時東春日井郡旭町在住のこの道で有名な陶芸家大日窯星合信令氏の手づくりの『慈悲菩薩観音像』を昭和37年11月17日 愛知県交通安全協会津島支部(支部長伊藤新左エ門氏)により建立安置開眼供養され 地元が管理協力している」と記されており、かつてこの場所に星合信令の制作した交通安全観音像が建っていた証しが残されていました。
 星合信令の制作した観音像には会えませんでしたが、こうしてこの場所に足を運ぶことができて、嬉しかったです。心残りがあるとしたら、「長い年月を耐えるが傷みが目立ち」となった像は今、どうなったのだろうか、ということ。

 以下は余談。
 第26回参議院議員通常選挙の結果、僕が暮らす愛知県は現職4人が皆、再選。投票に行っても、何も変わらなかった。

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